大学院入試の面接対策
今回は大学院の面接対策について、まとめました!
筆記試験に関してのページはここをタップしてください!
対象としている読者
- 大学院の外部試験を受ける人(大学院面接対策のウェブページはあまり多くありません。ここでは、東京理科大学大学院工学研究科 情報工学専攻中心に書きますが、それ以外の人にも少しは役立つように書きます)
対象としていない読者
- 内部推薦組
- めちゃくちゃ優秀で飛び級制度を利用する人(知り合いに1人いた)
どんな質問が飛んできたのか
あくまで参考程度です。ひょっとしたらもっと変な質問が飛んでくるかもしれません。
自己紹介
名前と受験番号を言います。それ以外のことは言わなくて良いです。
大学院で何を研究したい?
志望理由書に書いた内容に矛盾がないように話しましょう。
「志望理由書を書いた当初と違う内容で話したい」ということもあると思いますが、その場合「こいつ、ぶれっぶれだな〜」と思われるかもしれないと他のサイトでも書いてあります。
また、自分が現在行なっている研究についても説明できるようにしておきましょう。
なぜ大学院に進むことを考えたの?
これは「自分が就きたい仕事や研究をするのには、大学時代の4年間では足りない」という旨の内容を述べました。
学部4年で研究した内容にも触れて、どうして4年間で足りないのか、できるだけ論理的に述べました。
試験はどれくらい解けてると思う?
他の受験生にもあたって聞いてみたのですが、どうもたった半日で、すでに全員分の採点が終わっているらしいです。
またそんなにたくさん喋らなくても構わないようです。私はめっちゃ喋ってしまった。
他の人は「〜割くらい解けたと思います」など簡潔に述べていたようです。
が、私は「専門科目は『離散数学』『確率統計』『シミュレーション論』『OSとデータベース』を解きました。理由は〜。数学は〜割解けました。英語は〜の順番で解き、和訳で出てきた〜という単語の意味が分からず十分な和訳ができませんでした」のように長々と話してしまいました。
試験で解かなかった部分の質問
データ構造とアルゴリズムの範囲で「P≠NP問題」を解かなかったのですが、「じゃあ”P”って何の略か調べましたか?」という質問が来ました。
--まさか来るとは思わなかった。
答えられませんでした……。
将来の志望は?
どうやら研究職か開発職か、就職するか博士まで進むかということについて伺いたかったようです。
が、私は質問の意図が汲み取れず、最初のほうは「研究内容を生かして専門職に就く」旨を述べていました。後から「開発職で就職する」ということを簡潔に述べました。
他大学院志望なのかを良ければ教えて。どこ研究室?
他大学院が第一志望の場合は言っておいた方が良いです。
私は複数あったのですが、第一志望ではなく第二志望のほうを先に述べてしまったのでそこで話が進み、研究室の名前が分からなく答えられませんでした。
これ、たぶんまずいので自分の志望は第一志望、第二志望にかかわらず、すべて把握しておきましょう。
なぜ他大学院を志望しているの?
これに関しては全然予想しておりませんでした汗
「学費が高いから」ということを言ってしまいましたね笑
これはあまり良い答えではないので、くれぐれも真似をしないように!
たぶんみんなが知りたい7つのこと
ここでは井戸端的に列挙してゆきます。
- 服装はスーツが良い。他のウェブサイトにも書いてある
- 特別な対策はほとんどしなくても良いと思うが、やっておくぶんには損しない
- 面接室は2つあり、自分が志望している研究室の先生がいる部屋に案内される
- 一応受験番号順ではあるが、志望している研究室の先生によって割り振られているので、「1007番だから7番目か〜」とは思わないように(私は1007番だったのに1番目だった)
- 私が入った面接室の教授陣は質問をめっちゃしてきそうな面子で構成されていた。もうあれはアベンジャーズとしか言いようがない
- もう一方の面接室は質問をめっちゃしてきそうな教授はそんなにいなかったらしい
- 内部なのに外部進学を目指す学生に対して特有なのかもしれないが、ニヤニヤしている教授がいる。気にせずに質問に回答してゆこう
さいごに
みなさんの合格を願っております!
後日譚
面接官をしてくださった教授に試験の出来について教えてもらえる範囲で教えてもらいました。
予想通り数学はそれなりにできていたらしいのですが、専門科目がボロボロだったようです。
「なんで?」と聞かれましたが、間違いなく私自身の努力不足が原因でしょう。
あと、「君、面接で緊張しすぎだね」とも言われました。
昔から、受験のように「本気で取り組む必要があるなぁ」と頭の中で振り分けているものに関しては、どうしてもあがり症みたいになってしまうので、まあそこらへんはそうなんだろうなあ、という感じです。
大学院面接で改めて「自分とは」ということを突きつけられました。
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