イチから始める100日フランス語検定 その2
前回に引き続き、仏検合格に向けての記事を書きます。
はじめに
今回は前回から少し踏み込んで、仏検を本格的に受検しようと考えている人に向けて書いています。
前記事
日常会話表現
«Je vous remercie»など、フランス語での日常会話について問われる問題が出題されます。配点は4問合計で8点であったりと、意外と高かったりします。
これを覚えるのにはリスニングが不可欠です。日常表現に関しては、毎日リスニングはしてほしいです。ただしどんなに頑張っても8点満点を取ることは厳しいので、半分の4点を目指すのが良いです。
動詞の活用形を覚える
「ここがフランス語の関所」とも言われるところです。前回あたりに書いた通り、フランス語の動詞には90個あります。
でも安心してください。はっきり言ってそんなに覚えるのは大変ではないです。実際に文章を書いたり単語練習をすれば覚えてゆくと思います。
割と活用形は似ている部分があるので、類似形から芋づる式に覚えてゆけばなんとかなります笑
それに、試験でも面倒な問題は特に出ないので、安心してください。
単語帳を作る
私の場合、買った参考書にあった語彙から練習しても覚えられなかった単語を単語帳に書くことにしました。ちなみにこんな感じで単語は練習しました(今見返したらもはや病気笑)
んで、次の日の朝にもう1回見返してみて忘れていた単語を下の画像みたいに単語帳にまとめる。
ちなみに、青ペンで書いているのは私自身の趣味で、別に覚えやすいとかそういう効果は特にありません。強いていうなら「青ペンで書けば覚えられるかも〜」とかいうプラシーボ効果です笑
実は試験問題を解く上であまり男性名詞、女性名詞が重要とは言えません。もちろん、男性名詞、女性名詞が分かっていれば解きやすい問題はありますが、文脈判断で単語は類推できるので、「名詞の性とか分からないんだけど」となって落ち込むことはないでしょう。この単語帳も、日常会話表現のリスニングと同様に毎日見返すことをオススメします。
長文問題
長文問題は単語さえ分かれば全然難しくありません。はっきり言って、小学3年生の読み物くらいのレベルのものです。基本的な国語力があって先に出てきた単語を覚えていれば、誰でも解けます。
リスニング問題
正直、これに関しては私、特に対策していませんでした笑 参考書には「会話文」なる項目でリスニングに関して触れられていたのですが、これを見返したのは受検2日前だったし笑
そう、日常会話表現のリスニングさえしていれば、特に対策はしなくても良いと思います。ただ、心配性な方は、日常会話表現と一緒に毎日リスニングしてみるのも悪くないかもしれません。
スケジューリングを変える
さあ、ここまで偉そうに色々と書いてきましたが笑、実は私、320時間も勉強していません笑
たぶん、120時間くらいしか勉強してないんじゃないかな?笑
私は紆余曲折(笑)あって、勉強するモチベーションが下がっていた時期があって、ちょうどそれと被ってしまっており、フランス語の勉強がままならないまま、ずっとフランス語の勉強を続けてきました。
今考えてみれば、「よくこんな調子で受かったな」という感じです、はい。でも皆さんにはギリギリで受かるとかそういうことはしてほしくないので、やはり、320時間の目標はちゃんとしておいてほしいです。
ともあれ、どうしても忙しくなっちゃって、「時間がなくなっちゃった、どうしよう」となった方は、いっそのこと、スケジューリングを変えてみることをオススメします。
例えば、短絡的に320時間÷100日で、1日3.2時間の目標を最初に立てていたのに、結局ほとんどの日で1.5時間しかできなかったとしましょう。30日経過したときに、320時間に向けて足りない時間は、275時間です。この調子だと275時間÷70日で1日約3.9時間勉強しなければならないことになってしまいます。これはさすがに厳しいです。こういう場合はいっそ、合計勉強時間を320時間から240時間くらいに下方修正して、(240-45)時間÷70日で1日約2.8時間の勉強時間を目安にすることをオススメします。これなら、達成しやすい目標に近づいたのではないでしょうか?
さて、仏検当日!
ここまでできればフランス語検定は怖くありません。
筆記用具や受験票などの持ち物をしっかり用意して、受験会場へ向かいましょう!
ご清読ありがとうございました!
- 前の記事
イチから始める100日フランス語検定 その1 2020.07.24
- 次の記事
イチから始める30日HSK 2020.07.24